国立新美術館で2019年10月より行われる、『カルティエ、時の結晶 』でナラティブ・コミュニケーションとして協力致します。
概要 (本文引用)
カルティエ、時の結晶
国立新美術館 企画展示室2E
2019年10月2日(水)~12月16日(月)
毎週火曜日休館
※ただし、10月22日(火・祝)は開館、10月23日(水)は休館
主催 : 国立新美術館、日本経済新聞社
特別協力 : カルティエ
後援 : 在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ日本
協賛 : 大成建設、山元
協力 : 川島織物セルコン、宇都宮市 / 大谷石材協同組合、ザ・ユージーン・スタジオ
会場構成 : 新素材研究所
https://cartier2019.exhn.jp/
http://www.nact.jp/exhibition_special/2019/cartier2019/
[ 展覧会概要 ]
カルティエの作品は1995年、2004年、2009年の展覧会を通して日本で紹介されてきました。1989年以降、日本だけでなく世界各国の主要美術館においてそのコレクションが展示紹介されてきたことは、数あるメゾンの中でも特筆されることです。
過去におけるこうした展示は、いわゆる「カルティエ コレクション」の歴史的な作品を対象としてきましたが、本展は1970 年代以降の現代作品に光を当て、その創作活動における革新性、現代性、独自性を、メゾンが築き上げてきた創作の歴史を背景に表現する世界でも初めての試みです。
本展のテーマは「時の結晶」。「時間」を軸に、「色と素材」「フォルムとデザイン」「ユニヴァーサルな好奇心」という3つの章で、カルティエのイノヴェーションに満ちたデザインの世界を探求します。壮大な時間を経て生成され奇跡的に見出された宝石と、世界各地の文化や自然物など万物から着想を得たデザインが、卓越した職人技術によって結実したカルティエの宝飾。それは世界の縮図であり、地球や文明との時空を超えた対話であるといえるでしょう。
時間を自由に往来し、素材に秘められた可能性を探求することによって、色彩や線、フォルムなど、伝統を継承しつつも、常に宝飾界に新しい風を吹き込み続けるカルティエの想像力に満ちた美の秘密を紹介します。
そして、会場構成を手がけるのは新素材研究所(杉本博司+榊田倫之)。
「旧素材こそ最も新しい」という理念のもと、伝統的な職人の技術と最新技術とを融合させ現代的なディテールで仕上げる彼らのデザインが、「時」を意識し回遊する展示空間を創出し、新たな鑑賞体験を提示します。